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重要です!モロー反射について知っておきましょう

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作成日 2018-11-13

    

重要です!モロー反射について知っておきましょう!!




モロー反射ってなぁに?

 モロー反射とは、赤ちゃんが大きな音などの急な刺激に対して、驚いて手足をビクッとさせ、何かに抱きつこうとする反射のことを言います。モロー反射は、赤ちゃんの意思とは関係なく反応してしまうので、寝かしつけて布団におろした瞬間や、大人が木なら無いような物音でも、敏感に反応してしまうのです。そして赤ちゃんは自分でもビックリして大泣きしてしまったり、目を覚ましてしまったりするのです。

 ビクッとする動きを見て『かわいい!!』と思っているママさん達もいらっしゃるでしょう!逆に『どこか調子でも悪いのかしら?』と心配してしまうママさん達もいらっるはずです。モロー反射はほとんどの赤ちゃんに見られますので、心配はなさらなくても大丈夫です。初めて見た時にはビックリしてしまうかもしれませんが、赤ちゃんが自分の身を守る、そして運動機能の発達のために無くてはならない神経反応なのです。ただ、稀にモロー反射が全く見られない、かなり弱い場合に、『核黄疸』の疑いもありますので、とても心配な時には、お医者さんで診断してもらうと良いでしょう!

 モロー反射は、妊娠28週頃から既に始まっていると言われています。ですから生まれた直後からモロー反射は見られます。しかし、脳の発達が顕著になる生後3~4ヵ月頃になると自然に消える場合が殆どです。そして赤ちゃんのモロー反射がみられなくなってから、半月から1か月で、赤ちゃんの首が座るようになります。

通常のモロー反射は、ビックリした時のように手を大きく広げます。それ以外でも下記の動きもモロー反射なのです。
 〇浅い眠りの時にビクッとして続く
 〇母乳を飲みながら何度もびくつく
 〇それ程大きな音ではないのにビクッとしてしまう
 〇布団に置くとビクッとしてしまう
 〇眩しい光に反応してビクッとする


何故モロー反射と言うの? 

 モロー反射は、人類が木の上で生活していた頃に、木から落ちた時に何かにつかまるための習性が残っている為という説もあります。要するに『落ちる感覚を感じたらとっさにお母さんの身体にしがみつく防衛本能』だと言っていいでしょう。
モロー反射という名前は、20世紀初期に、オーストラリア小児科医エルンスト・モローによって発見された為、彼の名前をとってモロー反射と名づけられました。


背中スイッチON 

 ママ達が悩まされている『背中スイッチ』は、モロー反射の後で赤ちゃんが、大泣きをするために発動するのです。モロー反射はママが急に側から離れたりすると不安になった時や、大きな音や眩しい光、風にあたったりすることで起こります。

 モロー反射が出現すること自体は、赤ちゃんが健常な状態で生まれてきたことの証なので、体の成長や発達に悪影響をあたえるものではありません。

 でも、一度『背中スイッチ』が入ってしまうとギャン泣きが収まらず、なかなか寝付いてくれなくなるので、ママ達は頭を抱えてしまいます。 

 抱っこしている間は寝てくれていたのにお布団に赤ちゃんを寝かしつけた瞬間に『背中スイッチがON』になってしまうのですね。赤ちゃんは大人に比べ元々睡眠が浅いので、少しの刺激でも目を覚ましてしまいます。『背中スイッチ』はモロー反射と赤ちゃんの睡眠の質(眠りが浅い)事が合わさることが原因なのです。

  赤ちゃんがママの腕の中で寝て、ベットに下ろすときもモロー反射で起きてしまうことがあり、なかなか寝かしつけが大変なときもあります。そういうときは、おくるみなどで包んで寝かせると、モロー反射が出にくくなり赤ちゃんも落ち着いてくれます。

 

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