今回は夏バテ!!についてお話したいと思います。
今年は各地で数十年ぶりという猛暑続きで、
皆さんとても大変な思いをされていることと存じます。
あまりの暑さに体調を崩されている方も多いのではないでしょうか?
大人だけではありません!夏バテは赤ちゃんにとっても深刻な問題です。
そこで、今回は夏バテについてお話をしたいと思います。
夏バテになりやすい時期
連日の猛暑で体の疲れを感じる事が多いため、暑い時期に体調を崩しやすくはありますが、実は夏バテは、猛暑が過ぎ、気温が下がり始める秋口に最も現れやすいと言われています。
猛暑に負けじと頑張っていた身体が一気に疲れを感じてしまうためです。
赤ちゃんの夏バテ
赤ちゃんは夏バテにはならないんじゃないかしら?とお考えのママもたくさんいらっしゃると思います。でもそれは大きな間違いです!大人は症状に気づいてのどごしが良いものを食べたり、水分補給したりして対策をとったりできますが、赤ちゃんは自分で表現できない分、ママが注意して気付いてあげなくてはいけません。
赤ちゃんは体温調節機能が未熟なため、通常の体温も高いですよね!ですから大人と比べて、夏バテになりやすいのです!
赤ちゃんの夏バテの症状
まず、いつもと様子が違う、例えば、何となく元気がない、機嫌が悪い、離乳食をあまり食べない、ミルクの飲みが悪い、と感じたら夏バテを疑ってみて下さい。
症状
・イライラしている
・食欲不振
・元気がない
・微熱
・便秘または下痢
・吐き気や嘔吐
・情緒不安定
・体重の減少
先程も申し上げました通り、赤ちゃんは自分で自分の症状を訴えることができないので、ママや周りの大人達がしっかりと様子を見てあげる必要があります。
赤ちゃんが夏バテになる主な原因
赤ちゃんが夏バテになってしまう原因としては
・暑くて眠れないため体がだるくなる
・クーラーと外気の気温の差から自律神経が乱れる
・水分を摂り過ぎて胃液が薄まったり冷たいものを食べて胃の働きが悪くなり、食欲不振や 消化不良になる 等が挙げられます。
赤ちゃんの夏バテ対策
赤ちゃんの場合、夏バテになると回復にとても時間がかかります。予防と対策について、ママ達がきちんと知っておくことが大切です。赤ちゃんに効果的な夏バテ対策について紹介いたします。
●水分補給
一度に大量の水分を補給するのではなく、こまめに、喉がかわいてるかしら?と感じたら水分補給をしてあげましょう!外出する際には、水などを水筒に入れて持ち歩くことをおススメします。
●室温調整
夏場は室内と外の気温差がとても激しので、赤ちゃんは自分お身体の温度調節が上手くできなくなって体調を崩してしまします。その為、室内と外の温度差は5度以内が良いとされていますが、今年は軽く40度近い気温になっている地域が沢山ありますので、その日の気温と厚さ等を考慮して、調節するように心がけて下さい。しかし、あまりにも暑いからといって、キンキンにお部屋を冷やしてはいけません。目安としては室温は25~28度で設定するのが良いと言われています。
また、外出の際、最近はスーパーや飲食店などで必要以上に冷房が効いている場合があります。赤ちゃんは温度調節が元々苦手で、必要以上に身体が冷えてしまうと体調不良を起こしやすくなりますから、お洋服の上に羽織るものをバッグに入れておくと良いでしょう。
●充分な休息と睡眠
大人もそうですが赤ちゃんはより一層、寒すぎても暑すぎても眠れません。充分な休息や睡眠は体力を温存する一番の方法ですから、赤ちゃんが快適な睡眠をとれるように、ママやパパが室温調整や身に着ける衣服などに気をつかってあげましょう!
正しい知識で 赤ちゃんだけでなく、ママ、パパも
夏バテしないように気をつけましょう!