背中スイッチの原因、モロー反射!!
原因は?背中スイッチを減らす方法は?
新生児に起こる原始反射の1つである、モロー反射!
それが原因とされている背中スイッチ!
背中スイッチによって泣いたり夜中に目が覚めたりする赤ちゃんに、どのように対応していますか?
赤ちゃんを落ち着かせてあげる方法について、ご紹介します!
まず、モロー反射について知っておきましょう!
どんな赤ちゃんでも、原始反射は起こります。
その中でも代表的なものがモロー反射です!
一体、モロー反射とは何なのでしょうか?
赤ちゃんが寝ているときに、
風が吹いたり大きな音が鳴ったり、または頭や体の位置が突然変わった時
手足をピーンと広げ、何かを掴もうとするような動作をします。
その後、伸びた手足を体に寄せる一連の流れのことです。
赤ちゃん特有の現象で、可愛いと言う方も多いですね^^
自然な現象のため心配する必要はありませんが、多くの赤ちゃんはこの現象が起こった時に背中スイッチが発動します。
ぐっすり寝ていた赤ちゃんも、突然床やベッドにおろすと、モロー反射のため背中スイッチが発動!
赤ちゃんが泣きながら起きてしまう原因となるのです。
学会では、モロー反射は健康な新生児に起こる極めて自然な現象で、0か月~10か月の間に無くなるものとされています。
背中スイッチは赤ちゃんにだけある第6の感覚で、赤ちゃんの背中が床につくと泣いたり目が覚めることによりついた名前です。
そのままの表現!おもしろいですね。
このように、モロー反射によって背中スイッチが発動し、赤ちゃんが起きて夜泣きをするのです!
夜泣きをする赤ちゃんを心配し、寝かしつけるのに時間がかかった…
多くのママたちが経験するのではないでしょうか。
では背中スイッチを減らすために良い方法とは?
昔から、背中スイッチを減らすために使用されてきたのは、おくるみです。
なぜおくるみで包むのでしょうか?
ポイントは3つ
1.赤ちゃんの体温調節
2.モロー反射による背中スイッチをオフ
3.ママのお腹の中に近い環境作り
一番大きな理由は、赤ちゃんの体温調節と、モロー反射によって目覚めることを抑えることにあります。
赤ちゃんにとって熟睡はとても大切!
質の良い睡眠は、身体と情操の発達はもちろん、脳の発達にも良い影響を与えるとされています。
おくるみはママのお腹の中と同じ環境を作る役割も果たします。
実は、生後100日未満の赤ちゃんは、平らな床やベッドは少し窮屈。
背中をCカーブに丸めた、ママのお腹の中のような環境が落ち着きます。
おくるみはその環境に近い姿勢を作れるのです!
そのため、おくるみに包まれることによって守られているという気持ちになり、心理的に安定感を得られるといいます。
どのようなおくるみを使うのがよいのでしょうか?
多くの一般的なおくるみは、赤ちゃんをぴったりと包む方法でモロー反射を抑えてきました。
しかし、時間が経つとおくるみが緩み手足が出てしまったり、手で顔をひっかいてしまったり…
使いながらもママたちが心配する面もありました。
新生児のうちは、まだ身体を思い通りに動かすことができません。
そのため腕を振り回して、顔に傷をつけることもあるのです!
多くのママたちに話題の”スワドルアップ”をご紹介します!
なぜスワドルアップがオススメなのでしょうか?
スワドルアップは、モロー反射による背中スイッチが原因で、泣いたり起きたりする赤ちゃんにぴったりのおくるみです。
赤ちゃんが一番楽に眠れる、ママのお腹の中に似た姿勢をとり、腕を曲げて指しゃぶりもできるように作られています。
腕を包むデザインで、赤ちゃんが眠っている間に顔をひっかく心配が無い、安心簡単なおくるみなのです!
スワドルアップは、赤ちゃんの楽な、両腕を上げた姿勢を維持します。
更に、伸縮性の良い生地で作られ、自由に動くことも可能です!
バンザイの姿勢は赤ちゃんがうつぶせになる危険も減らしてくれる優れもの。
バンザイのポーズと骨盤型デザインは、健康協会から認証を受けています!
通気性が良い1枚生地は、ぴったりと包む既存のおくるみとは異なり、赤ちゃんの身体に熱がこもることも防止します。
スワドルアップの効果は?
スワドルアップは、オーストラリアで作られたおくるみ。
現地で実際にスワドルアップを使用したパパママ、1,242名を対象にアンケートが行われました。
その結果、なんと83%が、「赤ちゃんの睡眠時間が増えた」と回答したのです!